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国内政治ニュース(共同通信)

都、訪日客を東京から地方へ

 訪日外国人旅行者の半数以上が訪れる東京から地方に周遊する人を増やすため、東京都が東日本大震災や熊本地震の被災地などと連携し、東京と地方を結ぶ観光ルートをインターネット上で紹介する取り組みを本格化させている。訪日客がまだ少ない地方の経済を活性化させる狙いで、既に17県とのルートを設定。2017年度は九州全域に広げ、さらに全国各地へ順次拡大する方針だ。

小池新党と自民、第1党を競る

 共同通信社が24、25両日に実施した東京都議選に関する電話世論調査で、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」と自民党が第1党をかけて接戦となっていることが分かった。投票先は、都民ファが26%、自民25%。

静岡県知事選投票始まる

 任期満了に伴う静岡県知事選は25日朝から県内1162カ所の投票所で投票が始まった。即日開票され、同日夜に大勢が判明する見通し。

豊田氏を「あれ女性です」

 麻生太郎副総理兼財務相は24日、新潟県新発田市で開かれた自民党麻生派議員の会合で講演し、秘書への暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員について「学歴だけ見たら一点の非もつけようのないほど立派だったけど。あれ女性ですよ女性」と述べた。

首相「獣医学部を全国に」

 安倍晋三首相は24日の神戸市の講演で、国家戦略特区制度を活用して獣医学部新設を全国的に広げていく意欲を表明した。日本獣医師会の要望を踏まえて1校に限定した結果、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」が選ばれ「国民的な疑念を招く一因となった」と説明した。野党が指摘する「加計ありき」の選定も改めて否定した。

自民改憲案、秋国会へ提出

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市で講演し、憲法改正について「来るべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べ、秋に想定される臨時国会で自民案を出し議論を進める考えを表明した。教育無償化にも言及し、改憲の重要課題だと指摘した。7月のドイツでの国際会議に合わせ、欧州連合(EU)首脳との会談を実現させ、経済連携協定(EPA)の大枠合意を図ることに意欲を示した。

安倍首相、再生医療支援を強調

 安倍晋三首相は24日午前、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用した再生医療の現状を視察するため、神戸市の理化学研究所(理研)の多細胞システム形成研究センターを訪問した。首相は理研関係者との意見交換で「さまざまな病に苦しむ人の人生を取り戻せる成果を期待している。政府としてしっかり支援していきたい」と述べた。

首相、4野党の面会拒否

 民進党の野田佳彦幹事長は23日東京都内の街頭演説で、民進、共産、自由、社民の野党4党が求める臨時国会召集に関し、安倍晋三首相に直接要請しようとしたが、官邸に面会を断られたと明らかにした。「真摯に説明責任を果たしたと言えるのか。安倍政権のおごりだ。強権的な国会運営、権力の私物化だ」と述べた。

渡辺氏、都議選で小池氏勢力応援

 日本維新の会に離党届を提出し、除名された渡辺喜美参院議員は23日、国会内で記者会見し、小池百合子東京都知事が代表の地域政党「都民ファーストの会」の都議選候補を応援する考えを示した。小池氏の国政進出を見据えた新党設立について「いまのところ全く考えていない。小池氏もそういう考えを持っていないと思う」と否定した。

都議選259人立候補、論戦開始

 東京都議選は23日告示され、本格的な論戦がスタートした。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、候補者は前回を6人上回る259人で確定した。地域政党「都民ファーストの会」を率いる小池百合子知事は加計学園問題を引き合いに、対立する自民党に攻勢をかけた。自民は、小池氏が告示直前に示した「豊洲市場への移転と築地再開発」の基本方針を疑問視し、同氏に対する批判を強めた。