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国内政治ニュース(共同通信)

53市町村で投票繰り上げ

 衆院選の投開票日となる22日を前に、日本列島には超大型の台風21号が接近し、各地で投票日や投票締め切り時間の繰り上げが相次いだ。共同通信が47都道府県の選挙管理委員会に取材したところ、21日午後9時までに、西日本を中心とする24都府県53市町村で投票の繰り上げが決まった。

期日前投票1564万人

 総務省は21日、衆院選公示日翌日の11日から20日までの10日間に有権者の14・71%に当たる1564万5349人が期日前投票を済ませたとの速報値を発表した。前回2014年衆院選の同時期の確定値は1018万2033人で1・54倍となり、全都道府県で増加した。

自治体全域「開票不能」に

 超大型の台風21号が接近する中で、投開票が実施されることになった今回の衆院選。離島の投票所がある自治体は22日の投開票日、悪天候で島から投票箱を運び出せなければ、公選法の規定で自治体全域の開票ができなくなる。有権者数十人の投票箱が届かないことで、数万人分の開票ができなくなる可能性もあり、選挙結果の確定が大幅に遅れる恐れも出ている。

期日前投票、長蛇の列

 超大型の台風が列島に接近する影響で、衆院選の投開票日を翌日に控えた21日、各地の期日前投票所には有権者の長蛇の列ができ、投票に30分以上かかるなど混雑した。災害対策本部の設置も視野に、体制を整える自治体もある。

安倍政権5年に審判

 第48回衆院選は22日、投票が行われ、即日開票される。5年近くにわたる安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に有権者が審判を下す。消費税増税や憲法改正、安全保障、原子力政策を巡る日本の針路も問われる。与野党党首は21日、森友、加計学園問題を受けた首相の政治姿勢を含めて最終攻防を繰り広げた。22日深夜にも大勢が判明する見通しだ。

日本の反論は「本質避ける」

 【ジュネーブ共同】犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が「表現の自由を不当に制約する恐れがある」と警告したカナタチ国連特別報告者は21日までに、これを不当だと反論した日本政府の回答に対し「私の示した懸念(に対する回答)の本質と事実を避けている」と批判する文書を共同通信に寄せた。

神戸市長選22日投開票

 任期満了に伴う神戸市長選は22日投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、元神戸市議の新人光田あまね氏(40)=維新推薦、再選を目指す現職久元喜造氏(63)=自民、公明、民進推薦、元兵庫県加西市長の新人中川暢三氏(61)、共産党兵庫県委員長の新人松田隆彦氏(58)=共産推薦=の4人。

天皇陛下退位、2019年3月か

 天皇陛下の退位日を2019年3月31日とし、皇太子さまが翌4月1日に新天皇として即位する案が政府内で有力となっていることが分かった。新たな元号は来年中に公表し、即位に合わせて施行する方向だ。政府関係者が20日、明らかにした。「昭和」を受け継いだ現在の元号の「平成」は31年までで終わることになる。

衆院選、22日投票

 第48回衆院選は22日、投開票を迎える。5年近くにわたる安倍政権への信任を問う選挙。与野党党首は20日、激戦区に入って支持を呼び掛けた。安倍晋三首相(自民党総裁)は北朝鮮対応を踏まえ「国民の命、幸せな生活を守り抜く」と強調した。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は森友、加計学園問題を巡り「安倍1強にノーを突き付けよう」と批判。立憲民主党の枝野幸男代表は「まっとうな政治」を取り戻すと訴えた。

川崎市長選、22日に投開票

 任期満了に伴う川崎市長選は22日投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、元市議の新人吉沢章子氏(53)、再選を目指す現職福田紀彦氏(45)、市民団体事務局長の新人市古博一氏(69)=共産推薦=の計3人。現市政の評価が主な争点。