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国内社会ニュース(共同通信)

「高齢者=65歳以上」を見直し

 政府は17日、高齢者施策の指針となる大綱の見直し案をまとめた。「65歳以上を一律に高齢者と見る一般的な傾向は、現実的なものでなくなりつつある」と初めて明記し、これまでの施策をより柔軟な形に転換。公的年金の受給開始時期を、70歳を超えても選択できるようにするほか、高齢者の就業促進も打ち出した。少子高齢化や人口減少が急速に進む中、働く環境や社会保障制度を整え、高齢者にも社会の担い手になってもらう狙い。

幼い犬猫の販売禁止期間、延長を

 ペットショップで販売される犬や猫が幼すぎると成育に悪影響を及ぼすとして、「東京を動物福祉先進都市に」と訴える著名人らのグループが17日、販売禁止期間を欧米並みの生後8週間に延ばすよう求める要望書を、中川雅治環境相に手渡した。

部員にセクハラ発言、暴力も

 松山市の聖カタリナ学園高は17日、女子ソフトボール部監督を務める30代の男性教諭が、2年生の部員4人に対し「俺の彼女にしてやる」といったセクハラ発言や体罰をしたなどとして、校長訓戒の懲戒処分にしたと発表した。監督としての活動も無期限で停止させている。処分は昨年12月18日付。4人のうち2人は登校していないという。

阪神大震災、「経験つなぐ」誓い

 6434人が亡くなった阪神大震災から23年となった17日、兵庫県内各地では小雨の中、午後も追悼行事が続いた。東日本大震災の被災者も訪れ、神戸から東北へ黙とう。市民らは風化にめげず、被災経験をつないでいこうと誓い合った。

無資格でエックス線照射、千人に

 国立健康・栄養研究所(東京)は17日、被験者の骨密度を調べる際、無資格の研究者がエックス線を人体に照射していたと発表した。約千人に延べ3千回照射していた可能性がある。1回当たりの照射量は0・01ミリシーベルトで、これまで健康被害の情報はないという。

防衛省に水増し請求で26億円

 防衛省は17日、東京都町田市の精密機械製造「東京航空計器」が航空自衛隊の戦闘機の修理などに携わった時間を実際より長く偽って申告し、2009年度から16年度までの8年間で計約26億円を過大に受け取っていたとの特別調査結果をまとめた。同社は同日、違約金などを含めた約70億円を国庫に納めた。

都立8病院、独立行政法人化検討

 東京都の都立病院経営委員会は17日、8カ所ある都立病院の独立行政法人への移行を検討するよう都に求める報告書案を示した。地域の救急医療や感染症治療などの拠点となっている都立病院は赤字経営が続き、2016年度には都の一般会計から約400億円を繰り入れた。都は報告書がまとまった後、独立行政法人化による経営の効率化の検討に入る。

東京のオオタカも鳥インフル

 環境省は17日、東京都大田区の公園で見つかったオオタカの死骸1羽から、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を検出したと発表した。これを受け、東京動物園協会は同日、上野動物園(台東区)など都立4施設で、18日から希少種や感染しやすい一部鳥類の当面の展示中止を決めた。

「短命市返上に」と20億円寄付

 青森市は17日、匿名の市民から昨年12月、市に20億円の寄付があったことを明らかにした。「『短命市』の返上に使ってほしい」という寄付者の意向に沿い、スポーツ施設の整備や健康づくり事業に役立てる方針だ。

オホーツク上空で流氷観測、海保

 第1管区海上保安本部(小樽)は17日、オホーツク海で航空機による流氷観測を実施した。船舶と流氷の衝突を防ぐため毎年行っており、今年は平年並みのペースで流氷が南下、北海道紋別市の北北東沖約80キロに到達しているのを確認した。