[19日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)は、中国で初となるEV生産拠点の建設で合意に近づいており、世界最大の自動車市場である同国へのアクセスを拡大する見通し。米ブルームバーグが関係筋の話として報じた。
上海市の臨港開発区での施設建設で同市と近く合意するとみられており、早ければ今週中にも発表される可能性があるという。
同報道によると、テスラは既存のルールに基づき、少なくとも1社の現地パートナーと合弁会社を設立する必要がある。
テスラからのコメントは現時点で得られていない。
同社の中国での売上高は昨年10億ドル超と3倍に増えた。
中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)(0700.HK)は今年3月、18億ドルでテスラの株式5%を取得している。